« 【番外】富士川渡船への道 後編 | メイン | あの人の眼鏡 »

2010年4月 1日

中央線快速の女性専用車廃止

JR東日本が中央線快速電車の女性専用車を廃止するそうです。
関東地方では2005年5月から主要な通勤路線のほとんどで
女性専用車が導入されました。
痴漢行為の抑制を目的に導入されたこの車両、
関東で最悪との噂も聞く埼京線では導入後は痴漢の件数が減ったようですが、
中央線快速や京王線は逆に痴漢が増えたといいます。
埼京線では2009年暮れに防犯カメラの運用が始まっており、
中央線快速にもこれを設置し、
効果の薄い(むしろ逆効果の)女性専用車は廃止するのだそうです。
車両毎の混雑率が偏るとか、ホームの階段の位置との関係とか、
痴漢抑止の代償が何かと面倒だった女性専用車ですが、そんな問題も解消され、
カメラで痴漢以外の防犯効果も高まり一石二鳥というわけです。

ところでこの女性専用車、あくまでネット上に流れる噂からの判断ですが、
随分と強引に導入されたようです。
また鉄道会社に説明を求めても歯切れの悪い回答しか得られないか、
あるいは回答自体が無いかといった感じです。
導入当時、静岡県某所を歩いていたら、
女性専用車の導入を高らかに謳った某政党のポスターをたくさん見ました。
その政党が昨年の政権交代で野党になり、
今年に入って女性専用車の一部廃止と来れば、
導入に当たって何か政治的圧力があったのではないかと勘ぐりたくもなります。

フェミニズムの専門家である上野千鶴子さんは女性専用車について
「後ろ向きの解決策」と指摘したそうです。
私は女性専用車の存在意義を全否定まではしませんが、
女性のために導入したのに女性にそこまで言われるこの車両、
そろそろ再検討の時期に入ったようです。

中央線快速の女性専用車廃止
出典はこちら

2010年4月 1日 11:26 | カテゴリー:のりもの