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2009年12月 4日

【番外】岩淵の新旧一里塚 後編

郵便局の手前の見落としやすい交差点から続きを歩きましょう。
ここからまた暫く道なりに進みます。
道は途中から上り坂になり、400m程行くと東名高速道路が見えてきます。

坂の上に東名高速道路
坂の上に東名高速道路

東名高速をくぐる手前で振り返ったらまた富士山が見えました。

東名高速の手前から見た富士山
東名高速の手前から見た富士山

東名高速をくぐると正面に「野田山不動明王」と刻まれた大きな石碑があります。
道はここで左右に分かれます。旧東海道は左です。

野田山不動明王の石碑
野田山不動明王の石碑。旧東海道はここを左。

ここを過ぎると道は下り坂になります。
まっすぐな下り坂の先に小池橋という小さな橋があります。

下り坂から小池橋へ
下り坂から小池橋へ

その先は暫く一本道です。集落の中を抜けて行きます。
小池橋から500m程で道が二手に分かれます。

新幹線手前の分岐点
新幹線手前の分岐点

標識には左が蒲原、右が行き止まりと書いてありますが、ここは右へ行きます。
右が行き止まりなのは自動車で、歩行者は通れます。
100m進むと新幹線の線路にぶつかります。
下の方に穴が開いていますが、ここが通路です。

新幹線をくぐる通路の入り口
新幹線をくぐる通路の入り口

とても狭い通路です。十返舎一九や歌川広重が見たら何て言うでしょうかね。

新幹線をくぐる通路
新幹線をくぐる通路

この通路の出口から140m先で、先程分岐した道と合流します。
また集落の中を抜けて行きます。道はいつの間にか上り坂です。
集落の中に明治天皇が休息した事を示す石碑がありました。

明治天皇御駐輦之跡
明治天皇御駐輦之跡

「明治天皇御駐輦之跡」と刻まれています。
駐輦(ちゅうれん)とは聞き慣れない言葉ですが、
天皇が行幸の途中で一時乗り物を止める事だそうです。
ここは何もない場所のように思えますが、
峠の手前ですから昔は茶屋があったのかもしれません。

合流点から400m余りで坂の頂上が見えてきます。

間もなく静岡市
間もなく静岡市

この坂の向こうは静岡市清水区です。富士市内の歩行距離は18.2kmでした。
道の左下には東名高速が通っています。
蒲原はもうすぐです。

2009年12月 4日 06:14 | カテゴリー:東海道スタンプラリー